北海道旅行④

懸賞 2007年 01月 22日 懸賞

次なる『ほっきょくぐま館』ではアザラシの視点からホッキョクグマを見られるカプセルに入り、さらにはホッキョクグマに襲われるアザラシの”生死を掛けた恐怖”を疑似体験できる・・・。
ではなくて、しろくまさんがかわい~く遊んでいる姿をものすご~く間近に見られるというファンタスティックな体験が目玉である。

もちろん、入り口では”滑り止めバンド禁止”のお約束。
へ~へ~、分かっておりますとも~お代官様。

夏場の最盛期にはこのカプセルには長蛇の列ができ、なんと待ち時間30分とか40分というディズニーランド並みのだるい現象も起こるらしい。
我々が行った時は、そこまで長時間ではなかったが、やはり並んでいた。
最後尾、アジア系と白人系の若い女性二人連れの後に続いておとなしく並ぶ。
前の二人は会話の感じからアメリカ人のようだ。
さすがに日本一人気のある動物園。
世界各地からたくさん観光客も訪れるのである。

7,8分かけてらせん階段をゆっくり上がっていくと、子供専用カプセルと大人用のカプセルにたどりつく。
我々の順番まであと4、5組のところでふと気がついた。
たった今、大人用のカプセルから出てきた女性二人連れの姿に見覚えが・・・。
あれはたしか我々の前に並んでいたあの外国人女性たちではないか?
どうも腑に落ちず、隣にいる息子に聞いてみる。

『ああ~、横入りしたんじゃない?』
ええ~~っ!?Σ( ̄ロ ̄lll) 

いくら外国人だってみんなちゃ~んとお行儀良く並んでる事くらい分かるだろう。
てか、横入りされた日本人も”ちゃんと並べよ!”くらい言えよぉ~!
順番抜かしされてる場合じゃないだろう!
コイツら、きっとバチが当たるぞ~!

なんて、一人キレてる間にいよいよ我々の番が来た。
どきどきわくわく♪でカプセルに頭を突っ込む。

あ、あれ?いねぇ~よ、な~んも!!!Σ( ̄ロ ̄lll) 

ぐるり見渡してもクマの姿はない。
肩透かしをくったような感じで一気にテンション下がりまくる。
このままクマが現われるまで待つという手もあるが、さすがにそれこそバチあたりもんだ。
しかたなく出る。
とても不本意な気分だ。
都合1分もいなかっただろう。

クマに襲われるどころかクマが寄り付いてこないと言うことはまったくの想定外。
あざらしの円柱水槽といい、クマのカプセルといい、なかなかチャンスには出会えないものなのだ。

とりあえず外からくまを眺めることに。
しかし神様だって我々を見捨てた訳ではなかった。
ここでは想像以上にすごいものが見られた。
2匹のクマが代わる代わるプールにダイビングし、水中でかわいくボール遊びし、上手に泳ぐ姿を目の当たりにすることができた。

そのど迫力とかわいさにはつい時間を忘れる。
冬のほっきょくぐまはものすごく活動的でただ寝転がっている姿勢だって夏場のあのだらけた雰囲気とは気合が違う。
見るものを飽きさせることなく、しかも外気温マイナス2度であることすら頭からぶっ飛ばしてくれるくらい楽しませてくれるのだ。

が、マイナス2度の外気温は確実にその恐るべし威力を我々に見せ付けたのである。
まずデジカメがやられた。
実家でバッテリーもフル充電、用意万端であるにもかかわらず、いざ動物園で写真を撮ろうとするといきなり予測不能の『バッテリー不足』のエラーが・・・。
館内では押せたシャッターが外ではまったくおりないのだった。

そして我々の身体にも深々とその脅威は襲い掛かる。
足元からじんじんと寒さが這い上がってくる。
気がつけば、日がかげり、ちらちらと小雪すら舞い始めている。

”う~~~~っ、さぶっ!(-"-))”
マフラー、帽子を置いてきた事を心底後悔し、自分のまぬけさを呪う。
これでマイナス2度は嘘だろう?
本当はマイナス10度くらいいってんじゃないの?
それくらいの体感温度だ。

あまりの底冷えにじっとしていられず、思わず歩き出す。
小獣館、タンチョウ舎、トナカイ等を見る。
ワピチなんてのもいる。
ワピチって何?
分かりやすく言うと、トナカイのようなもの。
親戚筋には間違いない。

そう言えば、タンチョウと言えば日本では相当ポピュラーな鳥だが、”タンチョウ鶴”って見たことない気がする。
いや、もしかして見てるか?
・・・、アザラシのこともあるし、調べてみよう。
関西では天王寺動物園にいるらしい。

・・・行ったことある。
が、見た記憶は一切ない。
ま、見てなかったことにしよう。

で、タンチョウは大きくて美しい鳥だった。
白地に頭の赤、そして黒くて細長い足、それら全てが絶妙なバランスで、まさに”日本の鳥”って感じだ。
見てよかった。


さて、ちんぱんじー館ではかわいいベイビー・チンパンジーがいた。
母チンパンジーはいままで出産の経験あるが、子育ては始めてという。
育児に疲れたのかドアの前で背中を丸めて腕を組み、じっと動かない母を子チンパンジーが
しきりに遊びに誘う姿にはじ~んとくるものがある。
母チンパンジーの背中に漂う、不安、拒絶、悲哀、焦燥感。。。
この母チンパンジーはかなりのストレスを抱えている様子が見てとれる。

ところで”オヤジ”はどこでどうしてるんだ、いったい?
チンパンジーの世界でも子育ては母親任せなのか~!?
がんばれ、母子チンパンジー!


時間も押し迫った中、次は”もうじゅう館”へ足を運ぶ。
この動物園は本当にすごい。
なにがすごいって”動物達がみんな生き生きとしている”こと。
トラたちはずっと雪の上を歩き回り、あたりをガンを飛ばしまくってるし、寒空のライオンだって、我々が近づくと”なんだよ~”という感じで顔をこちらに向けてくる。
ライオン様、さすがに雪の上は寒いのだろう。
百獣の王にしては安っぽい板の上に座られてはいるが、そのお姿は威風堂々としており、人間の方が”ライオン様に見られている”気になる。
そのライオンはなぜか一点を注視しており、なにかを待っている様子。
エサの時間ではない。

後で知ったのだが、ライオン様の営業時間は午前11時~午後2時という事になっており、みんなより一足お先に檻にお帰りになる。
あれは檻のドアが開くのを待っていたのだった。
そりゃ、寒いし辛いよね、アフリカ出身のライオン様には。。。

そろそろ時間は午後2時も過ぎ、いよいよペンギンのお散歩の時間だ。

ちなみにほっきょくぐまの写真はピンボケでOUTだった。
ムヅカシイね~、動く動物を撮るのは。。。。(汗

d0051641_2125260.jpg



*画像は美瑛の雪景色

<つづく>
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by marky275 | 2007-01-22 21:03

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